クレイモア (『CLAYMORE』― クレア ― 複製原画(Jump SQ/受注生産)
この作品を目にしたのは、私のコレクター人生の中でたった二度だけだ。そしてその二度とも、手に入れることはできなかった。それ以来、この作品は静かな執念となって私の中に残り続けている。数ある『CLAYMORE』の希少アイテムの中でも、この公式複製原画は、最も取り逃がしたことを悔やんでいる一枚である。
背景と出会い
この複製原画と初めて出会ったのは、Mandarake の落札済み商品を眺めていたときだった。
その出品はすでに終了しており、「SOLD OUT」の表示がされていた。しかし、一枚の画像とわずかな説明文だけで、私は理解してしまった。剣を掲げ、強い意志を宿した眼差しのクレアを描いたこのイラストは、単なる派生商品ではなかった。
それは『CLAYMORE』という作品の持つすべてのオーラを宿した一枚だった。
その瞬間、この作品が自分にとっての“グラール”になることを確信した。

この複製原画が特別である理由
八木教広の作風は独特で、無駄がなく、鋭く、そして極めて正確だ。彼は、ヒロインたちの持つ氷のような気高さを的確に捉えることができる。
このイラストは美しいだけではない。『CLAYMORE』そのものを凝縮している。孤独、決意、そして成し得ぬかもしれない旅の重さ。
数多くの派生商品に溢れる他作品とは異なり、『CLAYMORE』は大規模な商品展開に恵まれなかった。だからこそ、希少なアイテムひとつひとつが“遺物”のような存在となる。そしてこの複製原画は、私にとって最も貴重なもののひとつだ。
苦戦とフラストレーション
唯一、本当に手が届きかけたのは、2021年の Yahoo Auctions だった。私は 91,000 円まで入札した。しかし、落札価格は 91,500 円だった。
わずか 500 円。5 ユーロにも満たない差だった。このような作品を、ほんの僅差で失うことは、特別な傷を残す。
その悔しさは、何年経っても消えない。なぜなら、それは無関心による敗北ではなかったからだ。私はそこにいた。準備もできていた。ただ、最後にクリックするための予算が足りなかった。今でも、あの機会を逃したことを悔やんでいる。

確認された出現例
Yahoo Auctions(2021年/最終落札価格:91,500円)
それでも探し続ける理由
『CLAYMORE』は、『Fate』シリーズのようにグッズやコレクターアイテムで市場を埋め尽くす作品ではない。
だからこそ、ここでは一つひとつが宝物なのだ。この複製原画は、私にとってひとつの探求の到達点を意味している。長年敬愛してきた世界の、希少で公式な“痕跡”を手にすること。
いつか必ず、この作品は私のコレクションに加わると信じている。それが明日なのか、十年後なのかは分からない。
だが、どこかでこの一枚が私を待っていて、いつか必ず手に入れることになると確信している。
情報提供のお願い
もしこの作品をお持ちの方、写真や情報をお持ちの方がいれば、ぜひご連絡ください。たとえ小さな情報でも、この探求の流れを変えるかもしれません。

クイックデータメモ
出典:Jump SQ(2010年/受注生産)
サイズ:414×527 mm(額装込み)
仕様:サインなし、ナンバリングなし、受注期間限定
定価:18,000 円
中古価格:34,000 円〜91,500 円
確認例:Natalie(告知)、Mandarake(2018年・34,000円で販売)、Yahoo Auctions(2021年・91,500円で落札)
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